2011年5月5日木曜日

越後~弘前~角館 【其の十】鮫ヶ尾城:参

越後~弘前~角館 【其の九】鮫ヶ尾城:弐 のつづきになります。

やっと、ちらりと本丸が見えてきました!


天地人の名残がまだあります。
ただ、前回来た時は白っぽい旗だったような気がするので、新しくしたのでしょう。



前回登ってきた北登城路


 

前回大変な目にあった(笑)腰曲輪も草が無いとこんなに綺麗!
腰曲輪は、本丸-米蔵まで繋がっています。(本丸と米蔵の間には堀切がありますが…)



ちらっと、本丸の桜が咲いているのが見えます。
晴れていてよかった!



本丸への道を上ると、手前に細長く一段低くなっています。



本丸から春日山城方面を見て…うーん、どこだかわかりません。
写真に撮ってみたのですが、上手く写りませんでしたが、この日は天気がよく、直江津の海もうっすらと見えました。



八重桜が満開。



山桜の方は、ちょっと終わり気味でした。
毎年、勝福寺でおこなわれる法要の日の4/29辺りが満開なのだそう。



恒例(笑)の無理矢理パノラマ写真。



本丸から、米蔵を。
本丸との間に堀切があります。
降りて上ってをして移動するわけですが、非常に歩き辛いです(笑)
城だわ!っという気分になる瞬間です。



もう一回しつこく(笑)春日山城方面。
望遠レンズに変えてみましたが、わからない!
目印となるものが無いのでわかりません…。
聞けば、狼煙リレーの時は、狼煙が目印になってわかるそうです(笑)



本丸を降りて、米蔵の間の道…いや堀切に立って撮影。
右手側が本丸。左手側が米蔵。
見えませんが、正面が腰曲輪に向かっている形です。
この堀切は、ちょうど降りた辺りから腰曲輪に向かって数歩進んだ位置が一番高くなっています。



一番高いところから、腰曲輪方面を。
ちょっとわかりにくいですが、腰曲輪を分断するように、堀切が下まで走っています。



本丸を眺めてみるとこんな感じ。
結構深さはあります。



米蔵にも、立派な桜の木がありますが、こちらは終わり気味。
八重桜はちょうど良かったんですけどね…。



本当に、ささっと土を払うだけで、黒い焼けた米らしきものが出てきます。
目の当たりにすると「ここは、焼け落ちて落城したんだな…」と実感します。
焼けた米は、持ち帰りは禁止です。写真を撮るだけにしましょう。



鮫ヶ尾城ですが、斐太遺跡を含む一帯が、カタクリ群生地だそうです。
ちょうど、終わり気味でしたが、あちらこちらに紫色の花が咲いていました。
当たり前なのですが、お持ち帰りは禁止。


ここからは、ちょっとお馬鹿な事をしてみました。
題して「腰曲輪から米蔵の下を通って西の丸へ。そして戻ってこようツアー」
(長過ぎる)



腰曲輪から、本丸米蔵間の堀切を望む。


米蔵の下。ちょうど日影なので、カタクリがまだまだ沢山咲いています。
これもまた山城の楽しみ。


この道を右に曲がると、北登城路に合流する道です。
遠回りになりますが、緩やかに上る道なので、地面が濡れている時などは、この道が一番安全なのではないかと思っています。(管理棟の方にもこちらを薦められました)
あと、日当りが少し悪いのでカタクリが遅くまで咲いていました。
写真の左手に西の丸があります。


右手側が米蔵で左手側が西の丸です。
果敢にも西の丸に登ってみたのですが、登り口が見当たらず(笑)適当な場所から登った為に、降りる時に苦労しました。
殆ど手入れが入っていない曲輪です。


 さらに奥へと進みます。


米蔵の下をぐるっと回っていきます。
縄張り図をみると、米蔵や西の丸の裏手にも削平地の様な箇所がある様なのですが、 薮の中。
 

またもや本丸が見えてきました。
前回迷子になって登ったのはこの道でした(笑)



ちょうど、本丸と米蔵への登り口が。


堀切を降りると、腰曲輪にでます。
ということで、ぐるっと回ってツアーは終了。


腰曲輪から、本丸をながめるとこんな感じです。

やはり、こう見ると攻めにくそうな城ですね。




次こそは、二の丸・三の丸へ!




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