「八幡山古郭」を出て、駅方向に向かう途中に、「小田原城」に行く事の出来る橋があるので、往来に気を付けて渡りましょう
さて、「小田原城」ですよ。
ご存知の通り、北条五代の城。
小田原攻めの後は、大久保氏が入りました。天守の展示は、大久保氏の時代のものが多いです。
(何でかと言えば、北条は敗者なので、その諸々の遺物は捨てられたり持ち去られたりするわけです。勿論、城以外にあったものも「北条のだ!」となると、所有者が疑いをかけられるので、同様に消えてなくることが多いそうです。)
八幡山からですと、駅の近くの入口から入る事になります。北入口ですね。
ここは、昔球場があったのですが、御用米曲輪と名前がつけられていて、現在は発掘調査が行われています。
御用米曲輪、色々出て来ているようなのですが、これがですね~。どうやら北条氏時代のものらしい!!と言われています。
小田原城って北条氏が作ったんだから、皆北条氏時代じゃないの?と言われそうですが、先ほどの小峰大堀切だったり、八幡山だったりは、北条時代ですが、今「小田原城!」と言われている部分に関しては、大久保氏や稲葉氏の改修部分が殆どです。
で、北条氏時代の礎石建物跡がでてきたりしたことにより、御用米曲輪が、城主の政や住処だったのはないか!?もしかして、中心部?!という期待が高まっています。
天守に向かうには、ここの脇の道をぐるーっと登る型になりますのでチラリと覗いてみてください。
坂を上るとドーンと天守のそびえる広場(本丸)に出ます。
ちょうど、本丸売店の横辺りに出てくる形になります。
本丸には売店の他に、動物園(…と言っていいのかわかりません)があったり、
小田原城ミューゼなるものもあったりします。(入った事がないので中はわかりませんが、入口付近はお土産の売店になっていました)
日によっては、ちょっとした甲冑とかお姫様の格好が出来る場所も出てたりしますので、ご興味のある方はくるくると観て回ってみてください。
ちなみに、動物…。昔は象が居たのですが、今は猿のみです。
小田原城に猿…秀よ…いえ…なんでもありませんよ…。
天守に登ってみましょう。
折角なので、割引券もお忘れなく。二の丸に、歴史見聞館がありますので、入ろう!という方は、セット券がお得です。
「割引券へのリンク」
(歴史見聞館は、北条五代の事や、江戸時代の小田原のことなどが、パネルやジオラマなどなどで学べるスペースになっています。場合によっては、天守に登る前にこちらにどうぞ)
天守入口にコインロッカーが幾つかありますので、重い荷物がある方は、預けましょう。
もぎりのお姉さんにチケットをお願いし(百名城スタンプが欲しい方は、こちらで)
いざ!天守!
天守は、複合式層塔型3重4階。
各階に、後北条氏、大久保氏、稲葉氏、小田原関係の展示物がありますので、ご覧になってください。
そうそう、小田原はういろうでも有名です。その事についての展示もあったりします。
ういろうは、名古屋だけじゃないのよ!
さて、最上階。
こちらは、展望台になっています。外に出ると「こっちは何」という簡単な看板がありますので、参考にしつつ、相模湾、そして豊臣秀吉の石垣山一夜城、天気が良い時は房総半島が見えるという展望をお楽しみください。
天気が良い時は…それはもう、相模湾の波がきらきらと光っていて
「おおお…。関東は私のもの…」という気分になります。(いや、本当に)
そうそう、JR側を観ると、さっき観て来た八幡山が見えます。小峰大堀切は、更に遠くですから小田原城の総構がいかに広かったかというのが実感できるかと思います。
ということで、ここ小田原城天守まで登ったところで、さくっと終了…
天守見学は、早い人で20分、長い人で…えーと3時間とか軽く潰せますよー。
お腹がすいたなーという方は、小田原名物?小田原丼をどうぞ。
小田原城の売店にも小田原丼ありましたよー。 (数量限定。やっているかはご確認ください)
この後は、海の方まで歩くも良し、駅前のお土産屋さんを冷やかすも良し。ちょっと登山鉄道に乗って箱根にまでいくも良しです!
よろしければポチッと。はげみになります。
にほんブログ村
0 コメント:
コメントを投稿